行政書士の勉強に「意味があるか」を考えてしまうときは

こんにちは。横浜の行政書士見習いの佐々木です。

行政書士の勉強は、長期間にわたります。長期にわたる勉強だと、なんだか不安になってしまったりしませんか?例えば、

「こんなに勉強して、本当に受かるんだろうか」

「受かったとして、仕事があるんだろうか」

「せっかく勉強しても適性がなかったらどうしよう」

「そもそもこんなに勉強することに意味があるんだろうか」

みたいな心配が頭をよぎって、勉強に集中できなくなる時があります。要するに勉強に対する「投資価値があるのか」を考えてしまうんですよね。こういう時はどうしたらいいんでしょうか。

勉強意味ある?と思ってしまう時の対処法① 一般知識と憲法を勉強する

勉強に疑問を感じてしまう時は、「一般知識」と「憲法」を勉強するといいのかも、と思っています。

行政書士の試験科目は

・基礎法学
・憲法
・民法
・行政法
・一般知識

ざっくりこんな感じですよね。

で、民法と行政法がその主役級になるわけですが、この科目こそが行政書士たる所以ですよね。この二つの法律に詳しくなって仕事をするのが行政書士です。

つまり、行政書士の仕事には活かせるというか必要だけれど、他の仕事をするなら必要ではない。あまり汎用性がないんですよね。だから投資価値があるのか不安になることがある。

しかし、行政書士の試験には民法や行政法だけでなく、国の最高法規たる「憲法」やら、もはや法律ですらない「一般知識」まで登場します。一般知識は「政治・経済・社会」に始まり情報通信やら個人情報保護法やらなぜか文章読解まで幅広い。

ですが、ここで得る知識は相当な汎用性があります。国際情勢を知る上でも各国の政治形態を知るのは勉強になります。私はここで勉強するまでよく知りませんでした。というか、知りたいと思いながらきちんと調べる機会がなかなか取れなかったのです。だから、アメリカは大統領制だとか大統領制と議院内閣制の違いはなんなのかとか、そういうことを知れて良かったです。恥をかかなくて済みそうだし、これからはニュースも違って見えそうで。

同時に、憲法は国の最高法規な訳ですから、知っていて損はないんです。私たち国民にどんな権利が保障されているのか。知りたくない人、いますかね?権利があるなら知りたいし、使えるものは使いたい。

だから、勉強意味あるんだろうか・・・と思ってしまう時は、汎用性の高い「一般知識」や「憲法」をとりあえず勉強するのはいい作戦だと思います。

勉強意味ある?と思ってしまう時の対処法②とことん考える

行政書士をとる意味がわからなくなったら、「なんでこんなことを考えてしまうんだろう?」というのをひたすら考えるのもいいと思います。

そもそも行政書士の資格を取りたいと思った理由はなんだったのか。

なぜ勉強をしようと思い立ったのか。

その辺りをもう一度見直してみるんです。

私の場合は、勉強を始めた初期の日記なんかを見直しながら、なんでだっけ?と考えたりしていました。

転職したい、資格を得たい、法律を勉強したい、そんな正当な理由も当然あるでしょうが、

自信をつけたい、あいつに負けたくない、モテたい(?)みたいなちょっと下衆寄りの理由もあるかと思います。きっといろんな理由があると思います。でもこういうちょっと下衆な理由こそ大事だったりするので大切にしたいところ。

自分に正直に、なんで自分は行政書士を目指すのか?テキストを閉じて考えてみるのもいいですよね。

勉強意味ある?と思ってしまう時の対処法③書き出す

先の②で勉強の意義を考えたら、これを書き出しておくといいと思います。

頭の中で思っているだけでは、いつかまた忘れて「なんで私は行政書士の勉強を(以下略)」になると思うんですよね。だからこれをデジタルでもアナログでもいいから書いて残すのは大切なことだと思います。ことあるごとに見直せますしね。

勉強意味ある?と思ってしまう時の対処法まとめ

・汎用性の高い科目を勉強する
・いっそとことん考えてみる
・そしてそれを書き出す

勉強に疑問を感じてしまったら、こんなことをしてみてはいかがでしょうか。今日も一日がんばりましょう!

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